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2014年3月30日日曜日

『仔象は死んだ』安部公房スタジオ


掲題の通りのブログ記事を見つけましたので、ご紹介します。

3つの、安部スタジオの上演のポスターの写真が掲載されています。必見です。


http://mog11sae.exblog.jp/20940717

2014年3月9日日曜日

『安部公房の変形能力13:リルケの純粋空間』を刊行しました。



『安部公房の変形能力13:リルケの純粋空間』を刊行しました。

今日から3月14日までの無料キャンペーンが始まります。


安部公房が10代で耽読し、惑溺したリルケの詩の世界。そのリルケが最晩年に至った境地を、そしてその本質を、安部公房は、その数学的な能力によって、充分に理解をしておりました。

そのリルケの詩の本質を為す言葉、キーワードが、純粋空間です。

後年のエッセイにもこの言葉が出て来る事ほど、安部公房はリルケに深く深く影響を受けております。

そうして、晩年の小説は、明らかに、安部公房による散文の世界でのリルケの純粋空間、即ち時間を捨象した、無償の人生を生きるその空間への回帰を示しています。

安部公房をより深く理解をするために、是非リルケの純粋空間を歌った詩をお読み戴きたいと思います。

そのために、リルケの最晩年の傑作『ドゥイーノの悲歌』と『オルフェウスへのソネット』の2作品から、純粋空間を歌った詩篇を選び、訳と解釈と鑑賞をつけ、あなたの理解を容易にし、あなたが正面からリルケの純粋空間が体験できるようにと考えました。

リルケの詩の核心を体験し、経験して戴きたいと思います。是非、ご一読下さい。ダウンロードは、次のURLです。

http://goo.gl/v69wGF

2014年3月4日火曜日

もぐら通信(第18号)を発行しました。

もぐら通信(第18号)を発行しました。

次のURLからダウンロードして下さい。


今号の表紙は、池田龍雄先生の絵と文章です。
安部公房がラジオドラマを書いていた時代のNHKのディレクターの
長与孝子さんの日記の2回目、これも、必見です。
安部公房と長与孝子さんが生きた時代の空気が伝わってきます。
山本奈緒さんの『バベルの塔の狸』に関する卒業論文のレジュメ。
その他の文章もお楽しみに。

ご感想などお聞かせ下さると、ありがたく思います。

では、安部公房とのよいひとときをお過ごし下さい。


今後とも、もぐら通信をよろしくお願い申し上げます。