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2013年8月27日火曜日

山口果林著『安部公房とわたし』についてのネットの書評です

山口果林著『安部公房とわたし』についてのネットの書評です。

公正、公平な書評です。わたしも全く同感しました。

次のURLです。ご覧下さい。

http://ddnavi.com/news/159673/

今日、丁度『箱男』を読了したところです。

もう、この作品を何回読んだことでしょうか。読み終えるのは何故かいつも電車の中です。

『安部公房とわたし』を読みますと、安部公房は果林さんに、『箱男』は果林さんへの恋文だと言っていたそうです。確かにそう思って読みますと、終わりのところ《開幕五分前》は、全くその通りだと思います。

「だれにも邪魔されない秘密の空間。部屋では、ほとんど裸にガウンで過ごす。この部屋から「箱男」の「開幕五分前」など後半のエピソードが生まれた。」

とある通りです。

しかし、勿論安部公房は事実を高次の意識の見る世界へと変形させて書いております。

さて、英語圏のGoogreadsという電子書籍読者のためのウエッブサイトに、安部公房ファンのためのクラブ、Abe Kobo Fan Clubがあるのを発見しました。次のURLです。

https://www.goodreads.com/group/show/109871-abe-kobo-fan-club

9月10日『箱男』、英訳名『The Box Man』についての読書会をネットで行います。

わたしも参加をします。

出来たばかりのファンクラブで、今のところ会員は13名です。

安部公房が好きならば、英語なんぞは何のその、クレオールの精神で、あなたも会員になって、読者会の議論に参加しませんか?

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