世界中の安部公房の読者のための広場です。世界を変形させよう、生きて、生き抜くために!This is a place for Abe Kobo's readers. Transform the world to live and survive!
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安部公房の23歳のときの短編に「白い蛾」という短編があります。全集第1巻、212ページです。 この話は、人間の真実を安部公房の言葉で語った掌編です。 これは白蛾丸という名前の小さな客船の船長の語る話として語られます。 この船長...
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安部公房がこのアフォリズムを「公然の秘密」で使ってから(*1)、安部公房ファンの中でこの句が頻繁にリピートされています。Twitterでもすっかりおなじみになってしまいました。 だがその提示はいつもその「意味」にまで達していないようです。つまり意味は自明とされているのです。だ...
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三島由紀夫の『愛の処刑』と安部公房 これは、男色者の小学校体育教師の恋愛とその割腹自殺による死を書いた小説である。 ここにあるのは、男の純情と純潔、無垢な恋愛感情である。 この恋愛は、年上の20代と思われる筋骨隆々たる若者と、小学生の美少年の恋である...
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安部公房ー寺山修司ー三島由紀夫の関係を論ずるための最初の素描 もぐら通信第34号で、私の書いた 『『箱男』論~奉天の窓から8枚の写真を読み解く~』について、慶應義塾大学の巽先生がTwitterで批評してくださり、これを機縁にして何度かやり取りのあった最後に、次のコメン...
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【過去のもぐら通信のダウンロード】 次のURLで、もぐら通信と検索して下さい。過去のすべてのもぐら通信がダウンロードできます。: https://ja.scribd.com 今号は、安部公房と交流のあった古参のファン荒木堅固さんのエッセイ「作家と萬年筆」と写真「安部公...
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村上春樹の最大の批判者は、やはり安部公房の読者である 今月号のもぐら通信(第50号)のために、今月の安部公房tweetsを眺めていたら、ノーベル文学賞についての時節柄、安部公房と村上春樹についての比較論がよくtweetされていたので、以下にまとめます。 1。ノ...
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今日、お正月の二日目、2014年1月2日、既に既報の通り、安部公房の住んでいた家が既に売却され、取り壊されることになったので、一度その家を見て来ようと、京王線仙川駅の改札口(一つしかありません)を出て、その家を訪ねましたので、その写真を、地図とともに、以下に掲示します...
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安部公房の墓2 安部公房のお墓に今日参りました。墓参を致しました。 その写真を掲載します。 安部公房のお墓は、東京都八王子市の郊外にある上川霊園という墓地にあります。 JR八王子駅下車北口駅前のバス停7番乗り場から八23または秋03上川霊園行き...
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ヤマザキマリのジャコモ•フォスカリを読む わたしが何故この漫画を読んだかというと、allenさんが、ヤフー掲示板で、この漫画のことを書いていたからです。 今の所第1巻が単行本で出ています。現在「月刊officeYOU」という雑誌に継続中の漫画で...
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安部公房と三島由紀夫の出会いと別れ ~安部公房、石川淳、三島由紀夫~ 安部公房は三島由紀夫にいつ最初に会ったのでしょうか。 もぐら通信第39号(2015/11/30発行)に中田耕治さんは、次のように書いていらっしゃいます。 「20...
2016年4月30日土曜日
もぐら通信第44号のアップロードが上手く行きました、ダウンロードすることができます
もぐら通信第44号のアップロードが上手く行きました
今まで使っていたダウンロードサービスが不調ですので、次の同類のサービスに変えました:
以後このサービスを使います。
目次は次の通りです。
0 目次…page 2
1 ニュース&記録&掲示板…page 3
2 特集:安部公房と成城高等学校(連載第5回)…page 8
3 私の本棚より:青木正美著『作家の手紙』:安部公房の手紙…page 9
4 存在とは何か~安部公房をより良く理解するために~(連載第4回):8。詩人は存在を歌う(2):安部公房とリルケ…page 23
5 第4回CAKE読書会報告:Topologyと地図(map)…page 59
6 リルケの『形象詩集』を読む(連載第12回):『音楽』『Musik』…page 72
7 奉天の窓から日本の文化を眺める(5):龍安寺石庭(前篇)…page 90
8 言葉の眼 4:古代エジプトの筆記用具と21世紀のタブレット端末…page 97
9 編集後記…page 99
10 次号予告… page 99
今月も、あなたの巣穴で安部公房との楽しいひと時をお過ごし下さい。
もぐら通信
発行人
岩田英哉
もぐら通信第44号を発行しました。
もぐら通信第44号を発行しました。
しかし、いつも使っているhttps://ja.scribd.com/のウエッブサイトにアップロードすることが、何故か出来ません。
お急ぎの方は、この安部公房の広場の画面の右上にある登録ボタンから登録なさるか、あるいはもう数日お待ち下さい。この後も継続的にアップロードを試みます。
目次は次の通りです。
0 目次…page 2
1 ニュース&記録&掲示板…page 3
2 特集:安部公房と成城高等学校(連載第5回)…page 8
3 私の本棚より:青木正美著『作家の手紙』:安部公房の手紙…page 9
4 存在とは何か~安部公房をより良く理解するために~(連載第4回):8。詩人は存在を歌う(2):安部公房とリルケ…page 23
5 第4回CAKE読書会報告:Topologyと地図(map)…page 59
6 リルケの『形象詩集』を読む(連載第12回):『音楽』『Musik』…page 72
7 奉天の窓から日本の文化を眺める(5):龍安寺石庭(前篇)…page 90
8 言葉の眼 4:古代エジプトの筆記用具と21世紀のタブレット端末…page 97
9 編集後記…page 99
10 次号予告… page 99
もぐら通信
発行人
岩田英哉
2016年4月15日金曜日
『肉筆で読む 作家の手紙』/青木正美著:安部公房の手紙の現物写真掲載
『肉筆で読む 作家の手紙』と題した本が刊行されました。著者は、神田に有名な古書店、青木書店の主人。下記のウエッブページに川本三郎氏による書評が掲載されています。
安部公房の手紙も論ぜられていて、その封筒と手紙の写真が載っております。
この手紙は、当時安部公房の親しかった詩人大島栄三郎宛のもので、安部公房全集には収録されている手紙です。その現物の写真を見ますと、後年の、散文家として身を立ててからの辛辣な安部公房、バロックの作家の安部公房の字体とは異なり、もっと詩人である青年の、十代の少年にまで遡り得る素直で純真な青年の、字体です。
今月号のもぐら通信第44号に写真と青木さんの文章を引用して掲載をします。
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