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2022年2月21日月曜日

Mole Hole Letter B (18):安部公房ほか 社会が震えた芥川賞作家の肉声 創刊100周年記念企画 

 


文藝春秋社の月刊誌文藝春秋の100周年企画とて、芥川賞受賞作家一人として、安部公 房の名前と解説が掲載されてゐますので、紹介します。



写真の下にある名前のアベが誤字であるのは、赦せるか赦せないか。文藝の春秋を大切に しておくれ。菊池寛が泣いてゐるぞ。しかし、この筆者の全ての受賞者に関する解説は読 み応へがあります。


社会が震えた芥川賞作家の肉声


鵜飼哲夫


創刊100周年記念企画


https://bungeishunju.com/n/n07651522ac1d


「新人」たちの言葉


• 1938 6回受賞作:「糞尿譚」火野葦平

現役兵士の受賞が話題に


• 1951 25回受賞作:「壁―S・カルマ氏の犯罪」安部公房

時代の落とし子


• 1956 34回受賞作:「太陽の季節」石原慎太郎

テーマは愛と青春


• 1964 50回受賞作:「感傷旅行(センチメンタル・ジヤーニイ)」田辺聖子

「何が純文学や」


• 1965 53回受賞作:「玩具」津村節子 


• 1969 61回受賞作:「赤頭巾ちゃん気をつけて」庄司薫

三島由紀夫が推奨


• 1976 74回受賞作:「岬」中上健次 


• 1977 77回受賞作:「エーゲ海に捧ぐ」池田満寿夫

ポルノか芸術

割れた村上春樹への評価


• 2004 130回受賞作 「蛇にピアス」金原ひとみ 「蹴りたい背中」綿矢り


• 2018 158回受賞作 「おらおらでひとりいぐも」若竹千佐子

「まだまだ高みを目指す」


• 2016 155回受賞 「コンビニ人間」村田沙耶香

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