『もぐら感覚8:笑い』の無料キャンペーンのお知らせです
もぐら通信に連載して来た『もぐら感覚』の分冊です。連載第8回目の、安部公房の『笑い』について論じております。
無料キャンペーンの期間は、2月5日(木)から2月9日(月)までの5日間です。次のところでダウンロードすることができます。:http://goo.gl/6GoZc1
この笑いの初出は、10代の詩の中に既に現れていて、その少年時代に更に変質をして、20代以降の安部公房の小説や戯曲の世界の笑いになっております。
安部公房にとって、笑いとは一体何であったかを、10代の詩から始まり、小説では『燃えつきた地図』(笑う月が出て来ます)、戯曲では『友達』の笑いをも引用し、分析して、論じています。
そうして、安部公房が何故小学生のころから笑う月の夢をみるのかも、その理由を解き明かしております。
安部公房の笑いの意味を解き明かした論考です。 興味深い論考になっています。
ここに既に現れている笑いは、その後小説家として、また戯曲家として身を立ててからも、安部公房の作品に、必ず、例外なく出てくるもぐら感覚です。
それは何故なのか、何を意味するのかを、10代の詩に淵源を求めて解明したものです。
これを知ると、安部公房の文学をより深く理解することができると思います。
安部公房の好きな方に、お読み戴けるとありがたく存じます。
ダウンロードは:http://goo.gl/6GoZc1
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