早稲田大学オープンカレッジでの安部公房講座日程をお知らせします。
2016年
1月8日10:40~12:10
「安部公房スタジオ」の芝居作り(イメージの展覧会)
講師:奈木 隆(尚美学園大学教授)
1月15日10:40~12:10
安部公房の演出をめぐって
講師:眞鍋卓嗣(劇団俳優座演出家)
1月22日10:40~12:10
「安部公房スタジオ」の芝居作り(ウエーを中心に)
講師:大西加代子(女優)
1月29日10:40~12:10
安部公房演劇の歴史意義について
講師:宮本啓子(白百合女子大学講師)
すべて会場は、
早稲田大学エクステンションセンター早稲田校
〒169-8050新宿区西早稲田1-6-1
03-3208-2248
受講料 会員 9,461円 ビジター 10,886円
各回の講義予定
回
|
日程
|
講座内容
|
|
1
|
01/08
|
「安部公房スタジオ」の芝居作り(1)
|
77年の『イメージの展覧会』以降、音+映像+言葉+肉体=「イメージの詩」の創造を目指した抽象的な作品が上演されます。それらに出演し、安部の音作りの助手を勤めた講師が視聴覚資料等を用いて作品を解説します。
|
2
|
01/15
|
安部公房作品の演出をめぐって
|
俳優座の演出家である講師が、『巨人伝説』につづいて『城塞』を演出します。「今」を見つめ、社会と人間を描いてきた安部公房の作品を、五十年の時を経て今なぜ上演するのか、安部作品のもつ現代性を語ります。
|
3
|
01/22
|
「安部公房スタジオ」の芝居作り(2)
|
学生時代から安部公房の演劇作りに関わってきた講師が、自身が演じた『ウェー(新どれい狩り)』などの作品を例にとって、安部公房スタジオのユニークな芝居作りと、そこで生み出された安部演劇の魅力を語ります。
|
4
|
01/29
|
安部公房演劇の歴史的意義について
|
第一回は、小説『闖入者』をもとに書かれた『友達』を取り上げ、小説との比較から、安部公房の演劇観を明らかにします。安部の考える演劇が従来の演劇とどのように異なるかを考え、その歴史的功績を解説します。77年の『イメージの展覧会』以降、音+映像+言葉+肉体=「イメージの詩」の創造を目指した抽象的な作品が上演されます。それらに出演し、安部の音作りの助手を勤めた講師が視聴覚資料等を用いて作品を解説します。
|