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2015年1月1日木曜日

「何故川端康成は安部公房の『壁』を芥川賞に推したのか?」の無料キャンペーンのお知らせです。


「何故川端康成は安部公房の『壁』を芥川賞に推したのか?」の無料キャンペーンのお知らせです。

無料キャンペーンの期間は、1月2日から1月6日までの5日間です。


http://goo.gl/PaEC39

1951年下半期の芥川賞を安部公房が受賞したときに、川端康成と滝井孝作の強い推薦がありました。

特に、前者が何故安部公房を推したのかに焦点を当てて論じたのが、この一文です。他方、しかしまた、後者、即ち安部公房の全面的に否定した私小説の作家、滝井孝作は、安部公房の小説が仮説設定の文学であることを既にこのとき見抜いておりました。

文学という言語藝術の広さと奥深さを、従いその素晴らしさを思います。

安部公房が芥川賞を受賞したそのときの言葉から始まり、マルクス主義と日本共産党の考えと自分の文学観の相違を自覚し、自分の文学の実現に苦しみ抜いていたときの1954年までの安部公房を、芥川賞を中心に簡潔にまとめました。

そうして、何故川端康成は安部公房を芥川賞に推したのか、その理由を解いたのが、この短いながら、川端康成と安部公房の文学の本質を、そうしてその共通性を論じた、論考です。

安部公房と川端康成は、何を共有していたのか?その共有していた3つのものについて語ります。

もぐら通信(第28号)の編集者通信に掲載したものを更に改稿して、1954年時点での安部公房による芥川受賞についての感想の言葉を付け加え、一層、安部公房にとっての芥川賞の意味を、選者と受賞者の双方の立場から、どのようなものであったのかを、明らかにした論考です。

是非、お読み戴ければ、有り難く思います。 ダウンロードは、以下のURLです。

http://goo.gl/PaEC39

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