雑誌『Brutus』(2013年10月5月号)に安部公房が載っていた
些か旧聞に属する話になりますが、標記ブルータスという月刊誌が「ブルータスの写真特集 ほめられる写真。」と題して、その82ページからは「プロばかりがうまい写真を撮るわけではない。」という見出しの下に、
1。岡本太郎
2。宮本常一
3。アンディ・ウォーホル
4。寺山修司
5。堀江敏幸
6。安部公房
7。シャルロット・ペリアン
8。ヴィム・ヴェンダース
これら8人の撮影した写真が、解説文とともに掲載されております。
安部公房もアマチュアの写真家として登場しているわけです。
掲載されている写真と文章は、『都市への回路』と題した単行本の1冊からの引用で、編集部がそれに解説をつけるという趣向になっています。
以下、引用されている安部公房の言葉をあらためて読みますと、如何にも安部公房らしい。
「僕は、時間の中で変形してゆく空間、結果だけ求めているときには、ないにも等しいような変形のプロセス、それに非常に関心をもっている。」
また、その84ページの安部公房の箇所の写真です。

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