先日発表された「天使」を含む初期作品群が、単行本「(霊媒の話より)題未定:
安部公房初期短編集」として新潮社から2013年1月22日(安部公房の命日、没後20年になります)に発売されます。価格は、1680円です。
収録作品は、収録順(執筆順でもあります)に
題未定(霊媒の話より)
老村長の死
天使
第一の手紙~第四の手紙
白い蛾
悪魔ドゥベモオ
憎悪
タブー
虚妄
鴉沼
キンドル氏とねこ
の11作品となっています。
「天使」以外は、安部公房全集001-002に含まれる作品です。安部公房が作家「安部公房」に変身していく過程を観察するのに最適な一冊になると思われます。全集をお持ちの方もお持ちでない方も読まれてみてはいかがでしょうか?
なお、加藤弘一氏による記事が「もぐら通信」第5号に掲載されます。
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